見ちゃいました!ゴーストインザシェル。

ついに観てきました、実写版ゴーストインザシェル。

(今月始めのレディースデーに。)

 

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今更だから大丈夫かと思いますが、

もちろんネタバレですし、

個人的な感想を書きたくなっただけなので、

無用な方は、華麗にスルーしてくださいませ。

というか、見ちゃダメ絶対。(笑)

 

 

何年か前に攻殻機動隊初めて知りまして、

最初見た時は、めちゃくちゃカッコ良くて面白いのに、全く話が分からない!?

という不思議なアニメで、

もうホントに通しで4回ぐらい見て、

ファンブックみたいなのまで買って、

ようやくあらすじというか全容が分かったという。(笑)

それからファンになって、

その後も何回も繰り返し見て攻殻の世界に浸っておりました。

 

当時は何年もテレビ持たない生活してた時で、

きっかけは他所に泊まったとき、

たまたま深夜に再放送してた『精霊の守り人』見て

何これすごい面白い・・・!!名作!!!

と超ハマリまして。

DVD大人買いしたりしたんですが、(お宝)

それがプロダクションIG神山健治監督作品だったんですね〜〜。

 

そしてある時『キル・ビル』のクレジットにも、

IGの名前があるのに気付き、タランティーノ監督がわざわざ頼みに来るなんて、

すごいアニメ会社があるんだなあと思ってたんですが。(←その程度の知識しかなかった)

 

ある日のいつもの家への帰り道、

ふと見上げたビルの看板に、プロダクションIGの文字が・・・!!?!

えええええええ〜〜!!!!!

こんな自分ちの目と鼻の先にいいいい!!!!

全然知らんかったよ・・・。

まあその時はびっくりを通り越して感動してました。(笑)

 

そこでIGの名前で検索して出て来たのが、『攻殻機動隊』だったんですね〜。

長い前置きすいません。

 

そんな感じのここ数年のニワカ攻殻ファンなんですが、

実写版映画には全然期待しないで行きました。

 

 

映画が始まって最初の数分で、実は

『しまったな・・・。』なんて思ってたんですが。

帰宅してからここ数日で、

やっぱり面白かったなあと思うようになりました。

 

 

攻殻ファンとしては、どんな形でも、

新しい攻殻を見てみたい、という気持ちがあるのと、

押井監督へのすんごいオマージュが溢れた作品だったこともあり、

割と自分にとっては受け入れやすい映画だったというのもあると思います。

(バセットハウンドのガブリエルが出るほど。知る人ぞ知る押井監督の愛犬でイノセンスでバトーの愛犬として出てくる。笑)

映像も頑張ってるなあと思いましたし、

ちょっと外国のイメージに有りがちなブレードランナーの香港っぽさもありましたが、

あの短時間で、特に後半、よく話をまとめたなあ、と感心してしまいました。

 

攻殻機動隊は、監督によってそれぞれ別作品のようになっていたりして、

キーポイントになるクゼは、ゴーストインザシェルではなく、

S.A.C 2 (スタンドアローンコンプレックス 個別の11人)の主人公の一人です。

人形使いとクゼを合わせるとは・・・!

 

スカーレット・ジョハンソン(て聞こえる)も良かったですが、

なぜかいちばん良かったのは、少佐に母親のような愛情

もしくは執着をみせるジュリエット・ビノシュ演じる女博士。

やっぱり演技が素晴らしいんでしょうね。

 

あと私にはたけしの棒読みがかなり違和感で、(笑)

吹き替え版が見たいんですが、

荒巻はやっぱりたけしなんだろうなぁ・・・。

 

 アニメ版では独特の言葉使いがまた魅力のひとつなんですが、義体、ゴーストと言ったそれまで聞いたことのない固有名詞が当たり前に飛び交う世界観がまた面白いのと、

あの時代の先見の明、ネット、電脳化や光学迷彩などのテクノロジー、

社会に起きてくるであろう問題の数々を先取りしていたのに驚きました。

アメリカは軍事優先の米帝に分離し、

9条や難民問題、核大戦や非核大戦後の日本の首都が

九州に移動しているなど、

トーリーが分かってくるにつれて、心底驚いた作品でした。

設定がとにかく深い。

 

義体に対するゴーストって、ボディに対するスピリットってことかな・・・って

当時思っていたんですが、ゴースト、スピリット、ソウル、マインドと言った

はっきりと線引きするのが難しい生命と精神や思考は、

何処からが人という判断になるのか、

科学が擬似記憶やさまざまな人体の代わりを務められるようになった時、

 『何が人間を人間たらしめるのか?

    何をもって人はヒトであると言えるのか?』

という深い問いがテーマであるからこそ、

ゴーストインザシェル なんだなと。

 

 

 

               

 

 

イノセンス」の日本の古代語をベースにしたと言う音楽、セリフ回しも是非。

実写版で再現されてるシーンもいくつもあり。↓

 

  

               

 

 

TVシリーズ、「スタンドアローンコンプレックス」神山健二監督のシリーズも必見でござります。↓ 

亡くなってしまわれましたが、オリガさんの歌が素晴らしい。(涙)

 

笑い男」と「個別の11人」。

 

                

 

 

攻殻機動隊は作品によって少しずつ設定が違っていたりするのも大きな魅力。

「ゴーストインザシェル」で人間のつくったプログラムから生まれた人形使いが、

自らを生命体と主張し、少佐と融合した後の「イノセンス」の世界と、

融合しなかった世界の「スタンドアローンコンプレックス」の両方、

そしてまた全く別作品の「ARISE」。

 

ファンとしては、実写版を見て攻殻機動隊に興味をもってくれる人が

ますます増えてくれるのは、嬉しい限りでございます。

たっくさんファンが増えてもっともっと盛り上がりたい。(本音)

もうすでに、攻殻機動隊と言う生き物になってネットの海を漂っていますね・・・。

 

 

 

もとこおおおおおおお

 

 

 

 ★ところでこの記事書いた直後に知ったんですが、神山健治監督と、アップルシードの荒牧監督によるアニメが決定しているとのこと。朗報です!!!!

 

 

もとこおぉおおおおおお!!!!(←しつこい)