ほんとの水。

暑くなると、すぐにきれいな水に浸かりたくなる。

 

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もう十数年前になるでしょうか。

 

私が学んで来たアメリカインディアンのサバイバル術と

その精神についての概要を教えて欲しいと友人に頼まれ、

10人前後の学校の先生がたと二日間を過ごした東京近郊の森と滝が、

ずっと記憶にありました。

 

その場所をセッティングしてくれたその友人は、

その後病いで亡くなってしまい、

その場所がどこだったかも、自分の中では

朧気な記憶となっていました。

 

けれどあの滝と

東京で当時唯一の林業家の建てた居心地の良いログハウスと

その方たちの育ててきた森に、

もう一度訪れたいと、ずっと思って来ました。

 

 

昨年の引っ越しの時、山の資料の中から出て来た一枚のパンフレット。

たぶんここだ。

 

思い立ったら吉日の梅雨の晴れ間。

 

 

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残念ながら、その場所の主は御不在で、

作業してらした方にお話をして、

記憶をたよりにあちこち歩き回ってみました。

 

ここだ!懐かしい・・・。

でも滝は?

飛び込みが出来そうなあの深い淵は?

 

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 前に来た時は、秋だったので水に入ることはなく、

 

ただその美しい水だけが、記憶に残っていました。

 

ここはなぜか今まで見てきた数多くの沢の中でも、

他よりすごく綺麗な感じがする。

 

全体の雰囲気が・・・・、美しい。

 

 

ご挨拶してバンガローを辞してから、

心当たりの場所を探してみました。

 

 

 

あの滝は、この近くに絶対あるはず・・・

 

 

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おや!

すごい素敵な場所がある・・・!

 

 

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そろそろ時間は午後3時すぎ。

水に入るにはタイムリミット。

 

入るなら今しかないよ!

ここがたぶん今日のいちばんいい場所だよ〜〜

 

と、友だちに言って先にそっと水に入り、

どこまでも透明な中に頭から滑り込む。

 

ヤマメや他の魚の稚魚たちが寄ってくる・・・。

なんてウブい場所なんだ!

人に荒らされてない感じがすごくする。

 

 

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物語る岩。

 

たくさんの魚や生き物がここに隠れ、

季節の流れゆく様を眺めて来たかのようです。

 

目的の場所は見つけられず、

 

 

よく晴れた翌朝。

 

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またひとりで何かを探して、

 

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何もかもすべて本当は割とどうでも良くて、

 

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ただひたすらに人の手が加えられていない

 

 

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 ほんとの水に触れたくなる。

 

 

 

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夏ですねぇ。